すべては奇跡〜彼と私の再生のモノガタリ〜

ある男性との出会いが、私を再生させてくれた。彼もまた、同じだった。彼と私の再生の記録です。

#11  生きていてくれてありがとう。

天体観測に出かけたり、それぞれの家で鍋を囲んだり、なんとなく波長が 合った私たち4人。 彼とゆきちゃんとカナ、私 。 相変わらず、彼のカナへの態度はぎこちないままだったけど、楽しかった。 4人の共通点は、誰もが心のどこかに傷を抱えている、という…

#10 大自然の中の小さな小さな私たちの、大きな命。

ひょんなことから発足した天体観測部、3回目の観測の時。 カナを早起きさせて、連れて行くことにした。 天体観測部といっても、私とゆきちゃん、彼の3人だけ(笑) カナも加わった4人で、いつもの海岸へ向かった。 後部座席に、ゆきちゃんとカナ。 助手席…

#9 絡み始めた運命の糸は、誰にも止められない。

彼が指定した場所で、マフラーを口のあたりまで巻いて寒そうに立っている彼を見つけた。 「ども」 と言いながら後部座席に乗り込む彼に、 「おはよー」 「寒いね」 運転席の私と、助手席のゆきちゃんが声をかける。 「天体観測って、俺、久しぶりなんだけど…

#8 宇宙は神秘。出会いも神秘。私たちの周りは奇跡があふれている。

天体観測の日。 4時前に起きて、ゆきちゃんをお迎えに行く。 ゆきちゃんは、ちょっとだけ訳ありの年上の女性。 1年前に都会から移住してきていて、イベントの少し前に知人の紹介で出会った。 彼女はあっさりした性格ですぐに意気投合し、うちでご飯を食べ…

#7  人と人が出会う意味 〜彼が見せてくれた、私の最高難度の課題〜

私は、中学生の頃、いじめられたことも、いじめたこともある。 どちらの経験もあるから、わかる。 たとえ、いじめられた経験があっても、いじめる心の歯止めにはならないこと。 「〜すべき」「〜してはいけない」と頭でわかっていても、心の暴走を止めること…

#6  「僕を救ってくれますか?」という言葉の重さ。

彼とカフェで会ってから、数週間。 あのカフェの駐車場で、あるとは思っていなかった彼の闇にふれ、気になりながらも何もできずにいた。 髪型は別として、礼儀正しく、好青年のように見えていた彼が、実は、それは懸命にそう見えるようにふるまっていたに過…

#5  暗闇

イベントが終わり、2週間がすぎた。 そのイベントに関して、いろいろな課題が噴出してきた。 私を巻き込んだ後輩が、年齢の割に引っ張る力はあるものの、態度が大きいと思われがちで、縦社会の田舎町ではすぐに足を引っ張られるタイプ。 また、そのイベント…